キャリアパス概要図



FBSでシステムを設計・開発していくためには、証券・金融分野に関する業務ノウハウとシステム開発に関する技術力の両方が必要です。お客様から要件を引き出して情報システムに展開するためには、業務と技術の2つの領域でお客様を超える深い専門性が必要です。とは言えFBSでは、これらの膨大な知識、ノウハウのすべてを一人の人間に求めているわけではありません。課題解決のためのプロジェクトチームで、マネジメント能力を持ったリーダーが、業務、技術のスペシャリストと一体になってお客様の課題解決に当たります。その中では様々な役割があり、必要な人材も様々です。したがって、人材育成の基本は、個人の興味や得手・不得手などに応じて、伸びる方向に伸ばすことだと考えています。
一般的なキャリアパスでは、新卒入社後3年程度はプログラミング主体でSEの仕事を学び、その後10~15年程度をSEとしてシステム開発の全工程とマネジメントを実践していきます。その先は、アプリケーションSE・テクニカルSEとしてスペシャリストの道を追求するキャリアパス、プロジェクト運営の先頭に立って全体をコントロールする立場のプロジェクトマネージャーというキャリアパス、業務・技術の両面から俯瞰的な視点と深い洞察力で顧客の経営方針に即した新規システムや改善提案を行うコンサルタントというキャリアパスを設けています。
会社としては、証券・金融分野関連の業務に関する研修や各種のシステム開発関連の技術に関する研修をはじめ、ヒューマンスキルを高めるための各種研修や実践力を養うためのOJTといった教育カリキュラムにより、キャリア育成をサポートしています。
レベルの目安
スキル |
レベル |
呼称 |
経験年数(目安) |
レベル説明 |
ハイ |
6 5 |
次長~ 課長~ |
20年以上
20年以上
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企業内外におけるプロフェッショナル(レベル5、6はPJ規模、難易度の違い) |
ミドル |
4 3 |
課長代理/課長 主任/課長代理 |
14年程度
10年程度
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レベル4:指導ができるレベル
レベル3:独力で仕事のできるレベル |
エントリ |
2 1 |
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6年程度
3年程度
|
指導者の下で仕事のできるレベル(レベル1、2はPJ経験、難易度の違い) |

※レベルなどITスキル・スタンダードに準拠しています
資格の説明
分類 |
資格名称 |
主催 |
資格説明 |
情報処理技術者試験(国家試験) |
基本情報技術者 |
独立行政法人 情報処理推進機構 |
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な能力を身に付けた者 |
応用情報技術者 |
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を持ち、高度IT人材としての方向性を確立した者 |
プロジェクトマネージャー |
システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資源を確保し、計画した予算、納期、品質の達成について責任を持ってプロジェクトを管理・運営する者 |
システムアーキテクト |
ITストラテジストによる提案を受けて情報システムまたは組み込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者 |
ネットワークスペシャリスト |
ネットワークに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者 |
データベーススペシャリスト |
データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者 |
その他資格 |
証券外務員二種資格 |
日本証券業協会 |
株式・債券・投資信託の現物取引を取り扱うことができる基礎的な資格 |
PMP(Project Management Professional) |
アメリカの非営利団体PMI(Project Management Institute) |
プロジェクトマネジメントに関する知識体系PMBOK(Project Management Body of Knowledge)をベースとしており、プロジェクトマネジメントに関する体系的アプローチ・方法論・事例に関する知識を持っているかを検定する国際資格 |
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